澆醨(ぎょうり)を礼儀に慨(いた)んで 陵遅(りょうち)を道徳に悲しむ
澆醨(ぎょうり)を礼儀に慨(いた)んで
陵遅(りょうち)を道徳に悲しむ(性霊集10 元興僧正)
「澆漓(ぎょうり)」の意味は義理・人情などが
薄いことをいいます。
「礼節」とは礼儀と節度。
「慨(いた)んで」とは
思うようにならないで、恨み悲しむ。
義理・人情などが薄く礼節を欠いぎ
餓鬼の如く、
我先にと自分の都合だけを求めている。
道徳心より自分の幸せだけを優先する人々が多い時代です。
それに比べ、お大師様や高名な尊者は、
求め続けるどころか与え続けた方々です。
おひとりひとりが、
礼節や道徳をも我々が周囲の人々に与え続けることで
混沌とした世は明るくなるのです。
nbsp; 南無大師遍照金剛
沙門 悠心
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