お子様やお孫様に「供養」の意味を説明できますか?
お子様に「供養」の意味を説明できますか?
「供養(くよう)」という言葉、聞いたことはあっても、
「それってどういう意味?」とお子さんやお孫さんに聞かれたら、どう答えますか?
供養とは、亡くなった方やご先祖さま、仏さまに対して感謝の気持ちを伝えることです。
たとえば、仏壇にお花やお菓子をお供えしたり、お経を唱えたり、静かに手を合わせることも供養のひとつです。
供養は、心の中の「ありがとう」を形にあらわす行いです。
🌿 供養って、なんのためにするの?
供養には、いくつかの大切な意味があります。
- 亡くなった人のしあわせを祈る
「あの世でも元気でね」「ゆっくり休んでね」と願う気持ちです。 - ありがとうの気持ちを伝える
命をつないでくれたご先祖さまへの感謝の気持ちをこめて行います。 - 生きている私たちの心を落ち着ける
手を合わせることで、自分の気持ちも整理され、心が穏やかになります。 - よい行い(善行)を積む
仏さまやご先祖さまへの思いやりの心は、自分の徳を積むことにもつながります。
💐 供養にはいろんな形があります
供養は難しいことではありません。
日常の中でも、いろいろな形で行うことができます。
- お花やお菓子をお供えする(物的供養)
- お経を唱える、法要を行う(法的供養)
- 亡くなった人のことを心の中で想う(観行供養)
- お香を焚く、場を清める(香供養)
- 花を供えて、美しい気持ちを表す(花供養)
🌸 さいごに
供養は、「ちゃんとやらなきゃいけないこと」ではなく、
大切な人を想う気持ちを、大事にする時間です。
仏壇の前で手を合わせる、お墓参りに行く、思い出話をする――
そんな何気ない行いの中に、供養の心が息づいています。
お子様やお孫様にも、命のつながりや感謝の気持ちを伝えるきっかけとして、
ぜひ一緒に「供養」について話してみてくださいね。
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真言宗 八幡山 心和寺 老松別院
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