人の優劣をあまり述べるものではない
お大師様の言葉に
「人の短をいうことなかれ、己の長をとくことなかれ」
という言葉があります。
人はそれぞれ長所、短所がありますが、
人は生まれながらにして姿形が違い、
その個性も千差万別ですから
優れたところもあれば、劣っているところもあって当然です。
また価値観だって違うものです。
おもてなし一つとっても、
もてないしたいといった行為が、
ご自宅にお招きして家庭料理を振舞うことが
最上のおもてなしと考える人もいれば、
レストランや料亭で食事をもてなす方もいます。
もてなされた方の捉え方ひとつとっても、
慣れない手料理の味付けが苦手という方や
初めて食べる手料理やご自宅に招かれ感動したという方
など様々です。
何を持って優劣をつけているのか。
その尺度の基準は自分自身の思い込みではないでしょうか。
人間は本来 平等であり、人として同じ価値です。
肩書きに惑わされてはいけません。
「尊い人」と「尊くない人」はいないのです。
どんな方も尊いのです。
nbsp; 南無大師遍照金剛
沙門 悠心
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