写経とは?
一字一仏の心でお経を写しながら自分の心を写しとるもの
一字一仏:
一文字書くことは、一体の仏様を彫るのと同じであり、一文字一文字が非常にありがたいものであるという意味
もともとは印刷技術がなかった時代にお釈迦様の教えを学び伝えるために
僧侶自ら経典を書き写したことが始まりです。
それが次第に仏様と一体になる修行や、色々な願いを込めて行う祈願の意味を持つようになりました。
写経を行なっているうちに、イライラを解消し、心を落ち着かせるために
効果があるとされています。
写経の作法
●身を清めるため、手を洗い、口をすすぎ。
●合掌し深く礼拝し、般若心経を唱える
●一字一字丁寧に書き写す
●字の間違いがないか見直す
●誤字の場合は、右横に「、」を書き、上下のどちらかの余白に正しい字を書く
●脱字の場合はその間の箇所に「、」を書きこみ、行の末尾にその文字を書く
●終わったら、※普回向を唱える(全ての人に功徳があり皆で悟れますようにという意)
※願わくはこの功徳を以て普ねく一切に及ぼし、我らと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを
●合掌し深く礼拝する
何かと忙しい現代人、目の前のことに振り回されていませんか?
そんな中、お寺で写経する時間はたとえ短い時間であっても忙しい日常から
離れて自分を見つめ直す大切な機会になります。
一文字ずつ丁寧に写し取っていくと、雑念が消えて心がすっと軽くなります。
当寺院では毎月28日 朝の9時半〜10時半まで
お写経を開催しております。
持ち物はペンと用紙(お寺にもあります)
どなたでもご気軽にご参加ください。
南無大師遍照金剛
沙門 悠心
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【小さなお寺】
■八幡山 心和寺
https://shinnaji.net/
岡山県倉敷市中島2355-156
電話:086−466−2356
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