ブログ:和顔愛語

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お彼岸はいつ?

 

彼岸会(お彼岸)について

「お彼岸」とよばれる行事は、春分と秋分の日を中日として、
前後3日間にわたって行われる法会のことです。

最初の日を彼岸入りといい、最後の日を送り彼岸といいます。
ご先祖様を供養し、また自らの極楽浄土での往生を願い、
お墓参りをします。

彼岸とは、漢訳「到彼岸」で“向こう岸にわたる”という意味があり、
インドの古語サンスクリット語でパーラミター(波羅蜜多)といいます。

一方、いま私たちの住んでいる世界を此岸(しがん)といいます。
彼岸に到達するためには、信仰心を起こし悟りをひらくようつとめましょう。

悟りは到底ひらけないと一般の方はお考えになるでしょうが、
密教を取り入れた弘法大師様は即身成仏を説かれました。

即身成仏とは、大日経(だいにちきょう)の始めに「実のごとく自心を知るなり」と説かれ、
現世において「いのちと心をいかすこと」と説いておられます。

人間には仏性(仏のように慈悲深い性質)が備わっています。
自らを信じ、生き生きと今を生きてください。

南無大師遍照金剛
沙門 悠心

 
 
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