“大師”といえば
「大師(たいし)」とは、
偉大な師、優れた指導者という意味で、
仏教では仏菩薩などをさしますが、
実は、この大師号が与えられた高僧はなんと24人もいるんです。
最初に朝廷より大師号を頂いた方は、天台宗の最澄様と円仁様です。
最澄様には「伝教大師」、円仁様には「慈覚大師」です。
その後にも沢山の高僧に贈られていながら「お大師さま」と言えば、
多くの方が「弘法大師」を思い浮かべるのではないでしょうか。
「大師は弘法にとられ」といわれるように、
空海様は世に認められ尊ばれ崇められるようになったからなのでしょうね。
四国八十八ヶ所のお遍路さんの多くの方は、
“同行二人”と背に書いた笈摺(おいずる)を着て巡礼をされています。
お大師様と共にという意味で、
お大師さまは人々を救済をしてくださっていると信じているからです。
我々真言宗の僧侶も、お大師さまは亡くなってはいないと思っています。
高野山では、いまでもお大師さまへ毎日お食事が運ばれています。
nbsp; 南無大師遍照金剛
沙門 悠心
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